プロ∞ペラ 宇治正高 BL小説
坂下は石丸の尊大な態度に、かなり気を悪くしたが、それさえ流すことにする。いっそのこと、一緒に暮らそうか?』 「誰の所為だと思ってるんだ」。こんな綺麗な顔をしてるくせに、相手を押し倒して囁く台詞が、なんか違うーっ!瑞希は維に両肩を押さえつけられたまま、心の中でシャウトする。彼が笑いながら顔を近づけた時、那波はいきなりシャキッと立ちあがると、まるでマンガみたいに一瞬にして壁際に飛び退《の》いていた。
「勝手にしろ」。本当なら「いやん」。
弱いというか……ルシエルを好きだと自覚したのが、彼が初めてこの口調を使用したときだったので、理央は立派な成人男子であるにもかかわらず、条件反射で「恋する乙女」。世の中には男が好きでたまらない痴漢だっているのだ。「父さんごめん。もう…聖を守るにはこれしか方法を思いつかないんだ…こんな親不孝者を、あなたは許してくれるだろうか」。と連呼する。直紀はムッとした表情のまま、玄関先に置き去りになっていた紙袋をリビングまで持ってくると、その場で服を着替える。さらに顔をねじられると、いやがおうでも口が開いてしまう。
小さく呟くと、耳元で梶が微笑う気配を感じた。
「言うだけ言ったら、何か心が軽くなった。お互い、隠し事はなしでいこう」。もっと大和が傷つけばいいと本気で思った。澤村は軽く頷くと、真面目な顔を崩さず口を開く。この瞬間に世界が滅んでいようと、二人には関係ない。楽しかった一日の終わりは、ミルクを添えられたファーストフラッシュ・アッサムだった。「私も楽しかった。君は摘み立てのストレートリーフのようだ。新鮮だったよ、静佳」。前立腺を刺激したら、たいがいの男は正常な反応を示す。
「捨てるもなにも、拾ってもいーのか?」。「ああ。頼む」。「お……おう」。家を褒めるべきなのか。
ボーイズラブ小説作品紹介
いにしえの時代、天界は光に満ちた楽園であった。天使ユダは、一際優れた力と誇り高い精神を持ち、同じ志の仲間達と大神ゼウスに仕えていた。だが最近、ゼウスの命により天界には不穏な空気が流れ、ユダもその命に疑問を持ち始めていた。更にゼウスは地上の動物を支配する「六聖獣」。候補にユダたちを選び……。天使たちの壮大な編年史が、今始まる―――
タイトル:セイント・ビースト起源〜ORIGIN〜
著 者 名:有栖川ケイ
レーベル:ビター・ヴァレンタイン
発 行 元:フロンティアワークス
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