THE BOY FROM OZ 錦織一清 BL小説
自由になりたい。「ウソだろ…………」。
時には恋になる前に、ぶち壊していたかもしれない。合い鍵をあげておけばいいのかもしれない。「あ、ああ」。「なんだ?俺じゃない先生に教わりたかったか?」。
「俺まだ学校なんて早いって!もっと人界の仕組みを覚えてからじゃねーと……っ!」。明日までなのか、それとも話が完全にまとまるまで、何日も置いてくれるつもりなのか。
陸のシャツに、さんざん涙と鼻水を擦りつけたお陰で、彼の顔は綺麗になっている。
ユーリに恋人の唇を奪われてしまった時の光景がまざまざと思い出されて、その腹立たしさに柏木は梶にキスをねだった。香は黙ったままだ。道徳というものをどこかに置き忘れている。二人はもう興奮状態を隠そうともせず、急ぎ足でスタッフ用に用意された個室に向かっている。ジャスミンはホッと一息ついて、フリフリスカートのポケットから携帯電話を取り出すと、どこぞに電話をかける。なんて残酷で傲慢(ごうまん)な欲望。
小銭程度だったらいいがと示すつもりで、静佳はスーツのポケットを引っ張り出してみせる。「またその顔。ルシエルは反則づくしだ」。大和は懸命に怒りを抑えている様子だった。楽はドアを開いて、高宮を店内に引き入れた。「そう言ってた」。ほっそりとした風明の顎に、廉太朗は思わず手を添えていた。指の長い、掌の少し厚いその手は、脇腹をこすり、胸へ伸び、小さな突起を押しつぶすようにしてその辺りを這いまわった。
ボーイズラブ小説作品紹介
電車に乗れば痴漢に遭い、接待に赴けばセクハラ被害……そんな新米リーマン、水穂の前に古風なコートを纏った超美形が……。男は自分は魔王で、かつてイギリスの深い森の中で迷子になった4歳児の水穂を助け、その時に花嫁の印をつけたと言う。そうして、今や美味しく成長した水穂の身体を傲然と頂く男、泰昭。翌朝、水穂が出勤すると、泰昭が新社長に就任していて……。悪魔フェロモン炸裂!パワエロコメディ★ イラスト:わたなべあじあ
タイトル:その男、魔王!?
著 者 名:葵ゆきの
レーベル:月の秘密シリーズ
発 行 元:イースト・プレス
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錦織一清の最新関連情報
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